日本の伝統的な健康茶である「どくだみ茶」。
実は簡単におうちで作ることができるってご存じですか?
また手作りのどくだみ茶はびっくりするくらいおいしいんですよ!
この記事では、どくだみ茶の効能や採取時期、作り方や保存方法をご説明します。
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どくだみ茶の効能
どくだみは、古くから生薬としても活用されてきた万能薬で、ゲンノショウコやセンブリと並ぶ『日本の三大薬草』とされています。
また、どくだみの葉や茎を乾燥させたものは10種の効能があることから、「十薬(じゅうやく)」という生薬としても知られており、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化の予防、解熱や解毒、美肌効果など数々の効能があると言われています。
ミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分・亜鉛・マンガン)やビタミン(ビタミンB2・ナイアシン・パンテトン酸・ビタミンK)などの有効成分が豊富で、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化の予防、解熱や解毒、美肌効果など数々の効能があると言われています。
薬効は幅広くこちらが代表的な効能です。
- 美肌効果
- デトックス効果
- 便秘改善
- 利尿作用によるむくみ改善
- 高血圧や動脈硬化予防
- 生理痛改善
- 抗酸化作用
- 解熱作用
- 解毒効果
すごい薬効!
どくだみは乾燥させてお茶でいただくのがおすすめ!
また「どく」という名前と特有のにおいから、「毒があるのではないか?」と思われがちですが、ドクダミ自体に毒はなく、「毒を矯める」という意味から 「どくだみ」と呼ばれるようになったそうですよ。
最適な採取時期
どくだみの効力は時期によって変化します。
どくだみが最も力を蓄える時期は、春から初夏にかけての開花時と言われており、その時期に効能も最高潮となります。
開花時を狙って収穫しましょう。
わたしの住んでいる地域では6月中旬~下旬に開花時期を迎えます。
どくだみ茶の作り方
ではさっそくどくだみ茶のつくり方をご紹介します!
びっくりするくらい簡単ですよ!
開花時を狙って収穫しましょう。
どくだみは葉から根っこまで効能がありますので、根っこごと引き抜いてもOKです。
どくだみは香り(殺菌作用の成分)が強いので軍手がおすすめです。
- 農薬や排気ガスなどの影響がない場所
- 犬の散歩コースを避ける
たくさんの水でじゃぶじゃぶ洗います。
根・茎・葉・花 すべてお茶になりますので、きれいに洗います。
風通しのよい日陰で良く乾かします。
どくだみを5~6本の束にして、風通しの良い日陰につるし、自然乾燥させます。
昼は外で干し、夜は室内へ。
お天気にもよりますが、2週間くらいはしっかり乾燥させます。
不思議なことに乾燥させるとどくだみの香りは消え、薬草っぽい香りになります。
目安は、カラカラと乾燥した音がするくらい。
初夏である梅雨時期に開花時期を迎えるため、カビさせないことが大切!
車の中で干したら日差しが強すぎて風味が減ってしましました…
お好みのサイズにカットしていきます。
束ごとまとめて4~5センチ程度にカットします。
根・茎・葉・花でどくだみの風味の強さが変わります。
葉が最もどくだみの風味が強いので、気になる方はここで部位ごとに分けるのもおすすめ。
おこのみで焙煎します。
フライパンや土鍋で、弱火でじっくり焙煎します。
焙煎することで、香ばしく飲みやすいお茶になります。
どくだみ特有の香りを残したい場合は、焙煎はしなくてOKです。
このくらいだとどくだみの風味も残しつつ香ばしい。ほどよい塩梅です。
どくだみ茶の入れ方
効能が多いので、苦いのかな?飲みづらいのかな?と思われがちですが、香ばしくて最高においしいですよ!
どくだみ茶だけでもいいですが、他の茶葉も混ぜでブレンド茶もおすすめです。
- やかんで沸かす場合
-
水1Lにどくだみ15gを入れて火にかけます。
沸騰したら弱火にして5~10分程度煮だします。
※成分が変化してしまうため、鉄製のやかんはやめましょう。水1Lに対してどくだみ15g程度がおいしい分量
- 急須で入れる場合
-
熱湯180mlにどくだみ5gを入れ3~4分程度おき、お好みの濃さにします。
熱湯180mlにどくだみ5g程度がおいしい分量
一度にたくさん飲まない
- 過剰摂取すると下痢になることがある
- 子宮収縮作用がでる場合があるため、妊婦さんや授乳期の方は飲む量に注意する
- 高カリウム血症になる危険性があるため、腎機能が弱い方は注意する
保存方法
保存で最も大切なことは、湿らせないことです。
焙煎前であれば、乾燥剤を入れた密閉容器での保存がおすすめです。
乾燥剤は100円ショップなどでも購入できますよ
焙煎したものなら、密閉容器での保存で1年くらいは大丈夫です。
ただし、保存中に湿ってくるとすぐにカビが生えますので、定期的に確認するのがおすすめ。
まとめ
どくだみ茶のつくり方をご紹介しました。
どくだみ茶は蒸す工程がないので、手軽に作れる健康茶です。
洗って干すだけ!
とても簡単でおいしい健康茶が作れるので、あなたも一度試してみてくださいね!
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わたしは5年前から無添加生活をはじめ、そのときからなるべく自然な生活を心がけるようにしています。
こちらの記事で無添加生活を始め方を紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!
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