「安全なフライパンはどれ?」
「体に害のないフライパンが知りたい!」
一般的に使われるフッ素加工のフライパンには、からだに有害な物質が含まれていることをご存じでしょうか?
その有害物質の中には、人体に蓄積しやすく、生殖器や腎臓癌、ホルモン系への影響が指摘されているものも…。
毎日使うものなので、からだへの影響が心配です。
そこでこの記事では、体に害がない安全なフライパンを解説します。
わたしも実際に使っている安全なフライパンもいくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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買ってはいけないフライパンとは?
体に害がある危険なフライパンは、フッ素加工のフライパンです。
フッ素加工のフライパンは、軽い・焦げ付きにくい・安価 などのメリットがありますが、
- コーティングに使われるフッ素の毒性
- 有毒ガスの発生
などの問題点があります。
コーティングに使われているフッ素は、PFASなどと表現され、
生殖器系への悪影響や、ホルモンバランスの乱れ、さらには腎臓がんのリスクなどが指摘されています。
水道水でもフッ素が問題になっていますよね…
それらのフッ素は、コーティングの劣化や高温調理などで、食材に移行することもわかっています。
また、空焚きにより、有毒ガスが発生しペットが死んでしまったという事例も。
くわえて、
- 使用されていたものの、あとになって有害性が発覚したことがある
- 長期的に使うことで、健康に悪影響を及ぼす可能性がある
などの理由から「お店に並んでいるから安全」とは言い切れません。
フッ素をつかった加工の表現例
- フッ素加工
- フッ素樹脂コーティング
- テフロン加工
- ダイヤモンドコート
- マーブルコート
- フッ素コート など
フッ素化合物の表現例
- PFAS
- PFOS
- PTFE
- FEP
- PFA
- ETFE
- PFOA(2021年から禁止) など
※PFASは、有機フッ素化合物の総称で、PFOSやPFOAも含めた総称
安全なフライパンを選ぶ3つのポイント
フライパンは毎日使うものなので、安全性だけでなく、使いやすさやコストパフォーマンスも大切ですよね。
この記事でおすすめするのは、
- 安全性が高い(有害物質を使っていない)
- 使い勝手がいい
- コスパがいい
の3つの条件を満たすフライパンです。
安全なフライパン3選
3つのポイント(安全性・使い勝手・コスパ)を満たすおすすめのフライパンは、こちらの3種類です。
- 鉄フライパン
- セラミックコーティングのフライパン
- ステンレスのフライパン
この3つはわたしも日常使いしているフライパンですが、有害物質の心配もなくストレスなく使えるのはもちろんのこと、料理がとてもおいしく仕上がりますよ!
ここからは、実際の使用感も踏まえつつ、それぞれの特徴を解説しますので、参考にしてみてくださいね。
比較表
◇ | 鉄フライパン | セラミックコーティング | ステンレス |
---|---|---|---|
特徴 | 中級者向け 慣れるまでは使いにくさは感じるが、慣れれば一番おすすめ。一生もののフライパン! | 初心者向け 火加減を気を付ければ、フッ素加工と変わらない使い方ができる。 | 上級者向け 扱いに慣れるまでに時間がかかるが、用途が多く便利。 |
難易度 | |||
メリット | 焼き目がきれい 長く使える(一生もの) 手入れがラク 料理が美味しくなる 丈夫で長持ち 鉄分補給になる | 初心者でも使いやすい 焦げ付きにくい 有害物質不使用 コーティングが剝がれても安全に使える | 保温性が高い 耐久性が高く、サビにくい おしゃれ |
デメリット | 最初の手入れが面倒 錆びやすい 重い 油が必要 | 長期使用でコーティングが剥がれる | 熱伝導が弱い 焦げ付きやすい 油が必要 |
向く料理 | 高温調理 焼き目を付ける料理 炒め物 | 卵料理 野菜炒め 余熱調理するもの | 炒め煮料理 ソース作り 余熱調理するもの |
向かない料理 | 酸性の強い料理(トマトソースなど) 低温調理 | 高温での焼き物 長時間の加熱 | 高温調理 焼き物・炒め物 |
おすすめ度No.1:鉄フライパン
鉄フライパンは一生もの!
慣れるまでは使いにくさは感じるが、慣れれば一番おすすめ!
難易度 |
メリット |
焼き目がきれい 長く使える(一生もの) 手入れがラク 料理が美味しくなる 丈夫で長持ち 鉄分補給になる |
デメリット |
最初の手入れが面倒 錆びやすい 重い 油が必要 |
向く料理 |
高温調理 焼き目を付ける料理 炒め物 |
向かない料理 |
酸性の強い料理(トマトソースなど) 低温調理 |
難易度:中級者向け
メリット | デメリット |
焼き目がきれい 長く使える(一生もの) 手入れがラク 料理が美味しくなる 丈夫で長持ち 鉄分補給になる | 最初の手入れが面倒 錆びやすい 重い 油が必要 |
向く料理 | 向かない料理 |
高温調理 焼き目を付ける料理 炒め物 | 酸性の強い料理(トマトソースなど) 低温調理 |
もっともおすすめなのは鉄フライパンです。
鉄フライパは、馴染むまでの手入れや、調理毎のお手入れは必要ですが、使うほど馴染み使いやすくなり、長年にわたり愛用できます。また、丈夫で耐熱性が高いのも嬉しいポイントです。
我が家の5年物の鉄フライパンも、とても使いやすく馴染んでいます♡
特に高温調理が得意で、ステーキや炒め物など、焼き目をつける料理にぴったり!
しかも鉄分補給までできる優れものです。
鉄フライパンの主なお手入れ
おすすめ度No.2:セラミックコーティングのフライパン
フッ素加工と変わらない使い方ができる!
難易度 |
メリット |
初心者でも使いやすい 焦げ付きにくい 有害物質不使用 コーティングが剝がれても安全に使える |
デメリット |
長期使用でコーティングが剥がれる |
向く料理 |
卵料理 野菜炒め 余熱調理するもの |
向かない料理 |
高温での焼き物 長時間の加熱 |
難易度:初心者向け
メリット | デメリット |
初心者でも使いやすい 焦げ付きにくい 有害物質不使用 コーティングが剝がれても安全に使える | 長期使用でコーティングが剥がれる |
向く料理 | 向かない料理 |
卵料理 野菜炒め 余熱調理するもの | 高温での焼き物 長時間の加熱 |
続いては、セラミックコーティングのフライパンです。
「テフロン加工の便利さは残しつつ、安全なフライパンがほしい!」という方におすすめです。
セラミックコーティングのフライパンは、今回紹介するフライパンの中で、もっとも焦げ付きにくく、使いやすいフライパンです。
また、熱伝導率がいいのも特徴で、すぐに火が通るため、食材の旨味を逃がさず・均等に熱が伝わるので、短時間でふっくらおいしく仕上がります。
またセラミックスは硬く・耐久性に優れているので、テフロン加工(フッ素加工)のフライパンよりも丈夫で長持ちします。
おすすめ度No.3:万能!ステンレスフライパン
扱いに慣れるまでに時間がかかるが、用途が多く便利!
難易度 |
メリット |
保温性が高い 耐久性が高く、サビにくい おしゃれ |
デメリット |
熱伝導が弱い 焦げ付きやすい 油が必要 |
向く料理 |
炒め煮料理 ソース作り 余熱調理するもの |
向かない料理 |
高温調理 焼き物・炒め物 |
難易度:上級者向け
メリット | デメリット |
保温性が高い 耐久性が高く、サビにくい おしゃれ | 熱伝導が弱い 焦げ付きやすい 油が必要 |
向く料理 | 向かない料理 |
炒め煮料理 ソース作り 余熱調理するもの | 高温調理 焼き物・炒め物 |
最後は、ステンレス製のフライパンです。
ステンレス製のフライパンは、ちょっと使い方にコツがいりますが、安全性が高く、保湿性・耐久性も高く、錆びにくく、長く使うことができます。
わたしは炒め煮料理を作るときに使っています!
ただ、温まりにくく、くっつきやすかったりと、テフロン加工のフライパンとは使い方がずいぶん違うので、いきなりステンレスフライパン一本使いは、上級者向けかなと思います。
おすすめは、セラミックコーティングのフライパンとのダブル使いです。
おすすめの安全で使いやすいフライパン6選
鉄フライパン、セラミックコーティングのフライパン、ステンレスのフライパン、の3種類がおすすめのフライパンになりますが、ここからは、具体的なおすすめのフライパンを紹介します。
※タップすると該当の項目にジャンプします。
の計6品を紹介します!
鉄フライパン:ビタクラフト スーパー鉄フライパン
【日本製】鉄フライパンが初めての方におすすめ!
サビに強く、お手入れが簡単!
フッ素加工のフライパンに慣れた方だと、鉄フライパンははじめは使いづらく感じるものですが、
スーパー鉄フライパンは、ビタクラフト独自の「窒化4層加工」により、鉄フライパンのデメリット「使い慣れるまでの使いづらさ」「めんどうなお手入れ 」を克服した、とても使いやすいフライパンです!
また、持ち手のステンレス製のハンドルは、熱くなりにくく・丈夫で劣化しにくいため、長く使えます。
ビタクラフト:スーパー鉄フライパンのもっと詳しい解説はこちら
- ①こびりつきにくく、錆びにくい
-
ビタクラフト独自の「窒化4層加工」によりサビに強く、お手入れが簡単。
- ②お手入れがラク♡
-
使い始めのから焼きや、使用後の「油ひき」などは不要!
お手入れは、ぬるま湯でさっと洗うだけでOK!
窒化加工によってできた表面の凹凸が油の吸収性を高め、使えば使うほど油がなじみ、より使いやすいフライパンに♡
IHでも使える! - ③いつもの料理が、もっと美味しく!
-
鉄の高い蓄熱性で、焼き物はきれいな焼き色に、炒め物はシャキッとした仕上がりに。
また、持ち手がステンレス製なのでオーブンでも使えます。
- ④安心の日本産
-
成形から加工・仕上げ・最終検品まで、すべての作業を日本国内で行っている、Made in Japan♡
鉄フライパン:リバーライトの極JAPAN
【日本製】初心者におすすめ!お手入れがラクちん♪
こちらもビタクラフトと同じく、窒化鉄で、錆びにくい鉄フライパンです。
使い勝手などは、ピタクラフトとほとんど変わらず、とにかくお手入れが簡単です!
※さびにくく、使い始めの空焼きや、使用後の油を塗る手間がいらない!
ビタクラフトと違う点は、深さと持ち手のハンドルで、
ビタクラフトよりも、少し深めで、ハンドルは木製です。
木製のハンドルは手に馴染み、温かみがあります。
またハンドル部分は簡単に取り換えることができるため、交換すれば一生ものとして使うことができます。
鉄フライパン:山田工業所 打出し鉄フライパン
鉄フライパンと言えば山田工業所!
日本で唯一「打出し製法」の鉄フライパン
続いては、横浜中華街のプロの料理人も愛用している、山田工業所の打出しの鉄フライパンです。
元祖:鉄フライパン!ってイメージのフライパン!
「打出し製法」とは、鉄の板を数千回もたたいて鍋の形にする日本で唯一の技術で、
たたくことで、鉄の分子が細かくなり、表面に細かいデコボコができることで、
熱伝導が良く、油のなじみが良く、焦げ付きにくくなります。
色々な種類があるけど、おすすめは
・事前に空焚きをしてある
・厚さ1.6mm
のタイプ!
セラミックコーティングの、グリーンパン
グリーンパンは、独自のセラミック・ノンスティックコーティングで、コーティングに有害物質を使っていないのに、
テフロン加工のフライパンと同じように使える、安全性で便利なフライパンです。
とても使いやすいので、鉄フライパンやステンレスのフライパンとの併用がおすすめ!
我が家でグリーンパンは、おもに子供や家族が使う用にしています。
また、グリーンパンは、耐久性やデザイン、取っ手が取れるものなど、さまざまなシリーズが展開されているので、用途に合わせて選ぶことができます。
グリーンパンのシリーズの一例
シリーズ | トライアルシリーズ スマートシェイプ | ヴェニス プロシリーズ | クリックシェフシリーズ | メイフラワーシリーズ | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 低価格 | 耐久性が高い | 持ち手が取れる | おしゃれ | |
食洗器 | × | ○ | ○ (本体のみ) | × | |
オーブン | ○ (180℃まで) | ○ | ○ (本体のみ) | × |
Amazonなどでも購入できますが、お得に購入したい方は、公式サイトがおすすめです。
公式サイトなら、クーポンコードで定価よりもお安く購入できます!
- 毎月16日→20%OFF!クーポンコード【ECO20】
- 毎日→10%OFF!クーポンコード【GREEN10】
その他のグリーンパンの特徴はこちら
- 使いやすい
使いやすさは、テフロン加工のフライパンとほとんど変わらない - コーティングが剝がれにくい
- コーティングが剥がれても、安全
コーティングに有害物質を一切使っていないため、コーティングが剥がれてしまった場合も安全 - エコ
コーティングが剥がれても、ホーローのような使い方ができる - 熱変形に強く、熱伝導性に優れている
- 大きいフライパンでもムラなく調理することができる
- おしゃれ
おしゃれなキッチンでよく見かける
安全性が高く、おしゃれなキッチンでよく見かける!
ステンレスフライパン:ビタクラフトのステンレスフライパン
鉄フライパンで紹介したビタクラフトが手掛ける、ステンレス製のフライパンです。
ビタクラフトのステンレス鍋は、熱効率に優れた5層構造で、無水・無油調理をすることができます。
火加減と焼き方(ある程度焼けるまで動かさない)を守れば、無油調理ができる!
その他にも、焼く・蒸す・煮るなど、様々な調理ができるのも魅力です♡
ちなみに無水調理は、味だけでなく栄養面でも優れており、野菜は栄養価を失いにくく、色鮮やかに仕上がると言われているので、ぜひ普段の調理に摂り入れたいです。
ステンレスフライパン:宮崎製作所 ジオ・プロダクト ソテーパン
最後が、我が家でも使っているジオ・プロダクトシリーズのソテーパンです。
ジオ・プロダクトはさらに多い7層構造で、熱が全体にムラなく伝わる・少しの熱で早く調理できるなどのメリットが!
こちらも、無水・無油調理はもちろん、オーブンでも使用可能で、
ひとつの鍋で焼く・蒸す・煮るなど、フライパン以上の役割を果たしてくれます。
しかも15年保証が付いていて、長年使える点もおすすめです。
※我が家の5年ものの鍋も、まだまだきれいです!
また、フライパン以外にも片手鍋や両手鍋などの取り扱いもあり、調理器具に統一感を出したい方にもおすすめ!
わたしは、ステンレス製品はジオ・プロダクトで統一していますが、とにかくピカピカでおしゃれで、調理のモチベーションがあがります!
ジオで調理した料理は、なんだかふつうの鍋とは、ひと味もふた味も違うような‥そんな気分になります♡
最後に:毎日使うものだから、体に害のないフライパンを選ぼう
安全性が高く、使い勝手に優れた、コスパのよいフライパンを紹介しました。
いま主流で使われている、フッ素加工(テフロン加工)のフライパンには、有害物質が含まれている場合があり、高温調理や劣化により、体に摂り込んでしまう可能性があります。
フライパンは、毎日の料理に欠かせない調理器具だからこそ、体に害のないフライパンを選びたいですよね。
この記事で紹介したフライパンはどれも、長く使うことのできる一生もののフライパンです。
あなたも体に害のないフライパンを選ぶことで、健康的な暮らしをしてみてくださいね。
ちなみに、フライパン以外にも日用品には予想以上の添加物が使われてます。
こちらの記事では、そんな日用品の選び方を解説しているので参考にしてみてくださいね。
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