健康のためにも積極的に摂りたい野菜ですが、
スーパーに並ぶ野菜の中には、発がん性物質を含むものや脳神経に悪影響を及ぼす物質を含んだものがあることをご存じですか?
栽培中に使われた化学農薬や化学肥料などが野菜に残留し、発がん性物質やそのほかの疾患の原因物質を含んでしまう場合があるからです。
日本は世界トップクラスの農薬大国だから…
この記事では、スーパーの野菜が危険な理由や、それを食べたことによる体への影響などくわしく解説しますので、最後までお読みくださいね!
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スーパーの野菜が危険なわけは、育て方
スーパーの野菜が危険とされる理由は、その「育て方」にあります。
多くのスーパーの野菜は、慣行栽培という農薬や化学肥料をつかって育てられます。
慣行栽培は、生産性に長けていますが、使用される農薬や化学肥料が健康に悪影響を及ぼす心配があります。
- 発がん性のある危険な農薬を使う
-
外国では禁止される農薬をいまだに使い続けていて、発がん性や発達障害などの指摘あり
- 農薬の使用量が多い
-
残留農薬値の基準が高いため、残留農薬が多い
- 化学肥料を多用する
-
化学肥料には発がん性物質を含むものがある
スーパーの野菜が危険なわけ:発がん性が心配される農薬をつかっている
そんなやばい農薬使ってるの?
国産なら大丈夫だと思ってたのだけど・・
最近主流で使われている農薬に、ネオニコチノイド系農薬やグリホサートという農薬があります。
いずれの農薬も日本では主流で使われていますが、じつは「自閉症や発達障害の原因かもしれない」「発がん性のおそれがある」として、危険視されている農薬です。
また、世代を超えて受け継がれる影響などがあるとも言われていることから、いま主要国のあいだでは、使用制限の強化が進んでいます。
ところが日本では規制が緩和されるなど、世界の動きと逆行しており、もはや国産=安心の基準にはならないのです。
スーパーの野菜が危険なわけ:残留農薬値が高い
日本は世界的にみても農薬使用量が多い国です。
それは農薬残留の基準がゆるいことや、消費者のニーズに答えるためです。
こちらが2017年の各国の農薬使用量で、日本は世界ワースト3位。ほぼ毎年3位以内にランクインしています。
日本では基準値をクリアしていても、アメリカやEUなどの基準値を満たしておらず、野菜を輸出できなかった!なんて事例もチラホラ。。
外国では危険とされるレベルで栽培している
ということです。
日本の農薬の使用基準がゆるいから、スーパーの野菜は農薬まみれ!
栽培者さんが勝手に農薬をたくさん使ってしまったのかな?
農薬の使用量や散布回数などは、各都道府県で定められており、栽培者はその基準に則して栽培しますが、日本はその基準がとてもゆるいです。
こちらがとある県のガイドラインで定める農薬の散布回数です。
やさい | 農薬の散布回数 |
---|---|
いちご | 63回 |
りんご | 25回 |
とまと | 54回 |
きゅうり | 56回 |
農薬の使用量が多いといわれるいちごだと、農薬を散布60回!
先ほど説明した残留農薬が原因で輸出できなかった野菜は、いちご!
息子はいちごが大好きだったのでショックでした!
スーパーの野菜が危険なわけ:化学肥料の多用
野菜をおおきく育てるための肥料として使われるのが、化学肥料です。
化学肥料は化学的に製造された肥料で、野菜が早く効率的に収穫できるなど、生産者にとっての利点が多く、広く使われています。
日本では、肥料に占める割合の99%は化学肥料といわれるほどで、こちらも世界トップクラスの使用量!
化学肥料を問題視する理由は、次の章でくわしく説明します
農薬・化学肥料のからだへの悪影響
日本では、農薬や化学肥料をたくさん使っているということがわかりました。
そんな農薬や化学肥料ですが、発がん性や神経毒などの悪影響が懸念されています…。
農薬の体への影響:発がん性や神経毒など
先にも述べましたが、日本では、諸外国では使用を禁止される・制限されるような「発がん性のおそれがある」農薬を多用しています。
そんな農薬ネオニコチノイド系農薬・グリホサートには、このようなことが懸念されています。
- 残存性が高い
- 神経伝達物質を撹乱させる恐れがある
- 発がん性が疑われる
- 生殖や出産への影響がある
くわえて、世代を超えて、次世代にも受け継がれるんじゃないかとも言われていますが、年々農薬の使用規制は緩和されているのが現状です。
今はほとんどの日本人の尿から、グリホサートなどの農薬成分が検出されているそうです。
このような危険視される農薬が、ごく一般的に使われています。
こちらの記事で農薬がどんな風に危険なのかを詳しく解説しているので、のぞいてみてくださいね。
化学肥料の体への影響:発がん性
農薬がからだに悪いイメージはあるんだけど…
化学肥料もいけないの?
それは化学肥料によって発がん性物質を含んだ野菜になってしまうからです。
化学肥料を過剰に与えると、野菜の中に硝酸態窒素という成分が残留します。
この硝酸態窒素は、肉などのタンパク質を食べ合わせた場合に、ニトロソアミンという発ガン物質が生成してしまいます。
そのほかにもデメリットがいくつかあり、まとめるとこんな感じです。
化学肥料のデメリット
- 発がん性の疑いがある
- まずくて苦い、味のうすい野菜になる
- 環境汚染の原因になる
農薬・化学肥料をつかった野菜は栄養価が少ない
じつは、栄養面でも課題があります。
野菜の栄養価が昔と比べて減っていると聞いたことはありませんか?それも急激な減少です。
にんじんを例にとると、1951年には2.1mgだった鉄分が、2000年にはたったの0.2mgとなっていました。
同じ量を食べても以前の10%ほどしか栄養がとれないということになります。
にんじんの鉄分量
1951年 | 2000年 |
2.1mg | 0.2mg |
なんで栄養価が少なくなってしまったの?
それは、化学肥料や農薬の使い過ぎによる土壌の栄養不足です。
栽培者は消費者のニーズにこたえるために、野菜を大きく・たくさん育てようと、化学肥料や農薬を使います。
すると、そういった化学物質によって、本来土壌にあるはずの微生物やミネラル分がなくなってしまいます。
化学肥料を使えば、大きくてりっぱな野菜はたくさん収穫でいますが、そうした土壌では昔のような栄養価の高い野菜は育ちません。
化学肥料は、ただ野菜をおおきく成長させるだけで、土壌を豊かにする力はない!
いい野菜は、大きくて立派な野菜を想像しがちですが、
本物の野菜は色が薄くて小さい野菜です。
一度化学肥料や農薬を使ってしまうと土壌が弱くなり、つづけて科学肥料と農薬を使わざるを得ず、ますます栄養不足が進んでしまう悪循環が生まれます。
そして、なんといっても科学肥料で過剰に成長させた野菜は、まずいです!
味も薄くて水っぽくて詰まっていないような…そんな味がします。
こどもでも、慣行農法の野菜は食べないけど、有機野菜なら食べる!という話も聞きますね。
わたしも有機野菜を食べるまでは、野菜はドレッシングで味が決まると思っていました…
有機野菜は体内にたまった毒素をデトックスできる!
スーパーの野菜は、安全性に問題があり・栄養価が低いことがわかりました。
どんな野菜がいいの?
おすすめは、有機野菜や無農薬野菜です!
その理由はこちらの2つです。
有機野菜のメリット
- 農薬をデトックスすることができる
- 健康面でのリスクがなく、栄養面で優れている
有機野菜のメリット①農薬をデトックスできる
有機野菜を食べることで体内の農薬濃度が低くなる、という実験結果がいくつもあります。
日本で主流で使われる神経毒のあるネオニコチノイド系農薬の濃度を調べた実験では、
いつもの野菜を有機野菜に変えただけで、約1ヶ月で尿中の農薬の濃度が約90%減るという実験結果や、毛髪の農薬濃度が減ったなどのうれしい報告があります。
実際の事例の詳細
福島県有機農業ネットワークでの事例
福島県有機農業ネットワークによる実験で、子育て世代の一般市民を対象に、
慣行栽培の野菜を食べ、その後有機食材を5日間食べたときの尿中の農薬量を測定。
慣行栽培を食べたときは、農薬5.0ppbが検出。
その後5日間有機食材を食べると、約半分の2.3ppbに下がり、1ヶ月食べ続けると0.3ppbにまで下がった。
※普段から有機食材を食べている有機農家は、0,5ppbだった
有機野菜に変えるだけで、手っ取り早くデトックスができる!
引用:有機生活
有機野菜のメリット②健康面でのリスクがなく、栄養面で優れている
有機野菜は、上記で解説したような危険な農薬や化学肥料を使っておらず、栄養価の面でも優れています。
有機野菜はビタミンCや抗酸化物質が多く含まれ、発がん性の可能性のある酸態窒素の含有量が少ないことがわかっています。
ビタミンCの含有量は、通常の野菜より1.2倍~2倍多いとも!
いい野菜は、健全な土壌あってこそです!
有機野菜はどこで買える?
スーパーに有機野菜はほとんどない!
今でこそ、有機野菜・オーガニック野菜の需要が増えましたが、それでも日本の有機栽培の面積はたったの0.5%とまだまだ少ないのが現状です。
くわえて有機栽培は小規模農家さんがほとんどなので、スーパーなどに卸されることは少なく、手に入りづらいんですよね。
そこで、毎日有機野菜を食べているわたしが実践する、有機野菜を買う方法をご紹介します。
有機野菜を買う方法
- 産直コーナーなどで買う
- 信頼できる農家さんから買う
- 野菜の宅配サービスを利用する
おすすめは、信頼できる農家さんから買う・野菜の宅配サービスを利用すること!
産直コーナーなどで買う
有機野菜・オーガニック野菜…「有機JASマーク」「有機野菜」などの表記 目印はこれ!
無農薬野菜…「栽培期間中化学肥料不使用」「栽培期間中農薬不使用」などの表記
自然栽培…「自然栽培」などの表記
スーパーや道の駅などの産直コーナーなどで、運がよければ有機野菜や無農薬野菜を見つけることができますよ!
ただ品数が少ない・あるとは限らないので、あればラッキー!
産直コーナー=安心野菜 ではない!
生産者さんの情報と表示は必ず確認してください!
産直コーナーに出品する生産者さんのレベルは様々です。
意識の高い生産者さんもいれば、大量栽培だけを求める生産者さんなどいろいろな生産者さんがいます。
見極めることが大切!
信頼できる農家さんから買う
これが一番おすすめです!
実際にはどう育てられたのか?どんな肥料を与えられているのか?もしかしたら農薬を使っているかもしれない?など、野菜を見ても本当のところはわからないですよね。
それを考えると、やはり信頼できる農家さんが作った野菜が一番安心です。
無農薬農家さんが出品するようなマルシェやワークショップに足を運び、信頼できる農家さんと繋がりを持ち、そこから購入するのが一番おすすめです。
どんな栽培方法なのか?
普段どこに野菜をおろしているのか?
ほかには有機農家さんはいないのか?
こんな質問にも快く答えてくれることが多いです。
野菜の宅配サービスを利用する
続いておすすめなのが、野菜の宅配サービスを利用することです。
わたしは、知り合いの生産者さんからも購入していますが、取り扱う野菜の種類がそんなに多いわけじゃないので、月に何度かは宅配サービスを利用しています。
何社か宅配サービスを利用したことがありますが、「手軽に有機野菜を試してみたい!」という方はらでぃっしゅぼーやがおすすめです。
らでぃっしゅぼーや
はじめての方限定のお試しセット(1,980円送料無料)が用意されていて、それがとってもお得に購入できます。
らでぃっしゅぼーやのお試しセット
- 季節の有機野菜や減農薬野菜
- 季節のくだもの
- 平飼いたまご
- 無添加食品
- 無添加調味料 など12~15品
有機野菜と無添加食品が12~15品入って1,980円でお試しできます。
※時期によって違いますが割引率はなんと60~65%OFF!
回数縛りなどはなく、1回きりのお試しなので、まだ試したことのない方で有機野菜を食べてみたい!という方にはおすすめですよ。
こちらの記事でお試しセットの内容や気を付けたいポイントなど徹底解説しているので参考にしてください!
その他にも、こちらの記事で有機野菜の宅配サービスの比較を解説しているので、「色々な宅配サービスから選びたい!」という方はチェックしてみてくださいね。
まとめ:安心な野菜を選ぼう!
スーパーの野菜が危険とされる理由や、からだや栄養価に与える影響について解説しました。
スーパーの野菜は、安くて、形が整っていたりとありがたい存在ではありますが、一方で健康への懸念点があることがわかりました。
よくあるスーパーの野菜の特徴
- 残存性が高い
- 神経伝達物質を撹乱させる恐れがある
- 発がん性が疑われる
- 生殖や出産への影響がある
- まずくて苦い、味がうすい
- 環境汚染の原因になる
わたしは以前は「国産なら大丈夫!」と信じていましたが、調べてみると日本の農薬使用基準は世界的に見てもとてもゆるく、どちらかといえば農薬を推奨するような動きをしていることがわかりました。
今、日本人の発がん率は大変高く「男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる」といわれています。
その他にも、アレルギー疾患や、神経疾患など、年々増加している病気があるのも事実です。
そのような病気にならないためにも、安全性がはっきりしないものを避けることが、この先も健康でいるための秘訣かなと思っています。
安全性がはっきりしない野菜を、こどもに食べさせるのにとても抵抗があります…
この記事が、あなたの野菜選びの参考になれば幸いです。
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