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残留農薬が多い野菜はこれだ!安全に食べるための方法と選び方を徹底解説

残留農薬が多い野菜はなに
お悩み人

残留農薬が多い野菜を知って、安全な野菜を食べたい!

野菜の残留農薬はできるだけ摂り込みたくないですよね。

野菜は、種類や栽培方法によって、残留農薬の量が大きくことなります。

また、使っていいとされる農薬の使用量や、残留農薬量の基準も野菜によってさまざま。

たとえばいちごの農薬の散布回数はなんと60回!とても多く不安ですよね…。

そこでこの記事では、残留農薬が多いとされる作物や、農薬の少ない野菜の選び方を徹底解説します!

残留農薬が多い野菜や、安全な野菜の選び方を知ることで、残留農薬の摂り込む量を減らすことができるので、ぜひ最後までご覧ください。

記事を書いた人

余計なものを摂り込まない!/
からだにいい食品を摂るより、からだに悪いものを避ける無添加生活がおすすめ♡

みう
無添加マザーみう
  • ずぼらな働く母
  • 息子(ぼく)のアトピーを食事で改善
  • 添加物や農薬をさけた自然な暮らしをしている(5年)
  • 家族(主にぼく)想いで添加物や農薬にくわしい
  • 無添加食品が好き
目次

残留農薬ってなに?気にしすぎ?

栽培中に散布した農薬が野菜に残留してしまったものを、残留農薬といいます。

農薬には、残留農薬量を考慮して、「使用できる作物」・「使用できる時期」・「使用してよい量」などの使用基準が野菜ごとに決まっています。

国産野菜の農薬使用現状

この表からわかるように、日本は世界的に見ても農薬の使用量が多く、常に世界3位以内にランクインするほどの農薬大国です。

野菜ごとに農薬の使用基準は設けられていますが、他国に比べても基準がゆるく、国産=安心ではないことがわかります。

農薬散布回数も多い!

やさい農薬の散布回数
いちご
いちご
63回
りんご
りんご
25回
とまと
とまと
54回
きゅうり
きゅうり
56回
慣行栽培の農薬散布回数

そしてこちらが、とある県のガイドラインで定めている、慣行栽培の農薬散布回数です。

慣行栽培:農薬や化学肥料を使用するいわゆる普通の栽培方法

ちなみに、いちごは300種類ほどの農薬が認可されているそうです。

日本の慣行栽培農家さんは、やさいの売上の約7%を、農薬代に使っているという話も。

残留農薬は危険なの?からだへの影響は?

心配なのは農薬の使用量だけではありません。

いま日本では、即効性が高く・毒性の強い農薬が主流で使われています

無添加マザーみう

日本では認可される農薬の安全性の基準もゆるい…

それらの農薬は、発がん性や神経毒(発達障害や自閉症など)が疑われており、世界では規制がかかっています。

特に子どもは大人に比べて農薬の影響を受けやすいと言われており、とても心配です。

そのことからも、なるべく残留農薬の少ない野菜を選びたいですよね。

無添加マザーみう

こちらの記事では、農薬が危険とされる理由や具体的なひとへの影響について詳しく解説しているので、気になる方はどうぞ!

残留農薬が多い野菜・くだものはこれだ!

ではここからは、農薬が多く使われる野菜やくだものをご紹介します。

日本での調査結果は見つからなかったので、EWGによる2024年の調査結果をご紹介します。お買い物の参考にしてくださいね!

※EWG:アメリカのNPO法人で、野菜や日用品の安全性を分析して公表している機関

残留農薬の多い順に、いちご、ほうれん草、ケール、ぶどう、もも、なし、ネクタリン、りんご、ピーマン、さくらんぼ と続きます。

EWGによる調査の前提

  • 46 品目を調査。日本とは農薬使用状況が異なるため、参考程度にご覧ください。
  • 調査条件: 各野菜・果物は洗って皮をむいた状態で行う。

参照:EWG公式サイト

残留農薬が多い作物:1位:いちご

strawberry

いちごは常に農薬トップの作物です。

日本でもいちごにはたくさんの農薬が使われていて、散布回数は約60回!

日本の基準はクリアしていますが、高い残留農薬値のために輸出できなかったという事例もあります。

残留農薬が多い作物:2位:ほうれん草

ほうれん草

ほうれん草などの葉物野菜は害虫に弱いので、農薬が多くなる傾向にあります。

中国産冷凍ほうれん草の農薬残留問題もありましたね。

残留農薬が多い作物:3位:ケール

ケール

こちらもほうれん草同様、農薬が多い野菜。

青汁の原料にも多く使われるので心配です。

そのほかの残留農薬が多い野菜・くだもの

4位以降の野菜やくだものはこちら。

残留農薬が多い作物

作物コメント
ぶどうぶどうは病気にかかりやすいため、病気を防ぐための農薬も使用される。
ももももは、害虫がつきやすく、農薬使用量が多い。
なしくだものは一般的に害虫が付きやすく病気になりやすい。
落葉期から収穫期まで、散布回数は25回ほどが一般的。
皮は厚めに向いて食べたい。
ネクタリンあまりなじみがないが、桃やすももによく似ていて、桃よりもすっぱい。
国産のネクタリンはあまり生産されていないため、輸入品がほとんど。
輸送中のポストハーベスト農薬も心配。
りんご「りんごは農薬で作る」という格言があるほど、農薬が多いことで有名。
日本では、18~20回程農薬が散布。
皮は剥いて食べたい。
ピーマン日本でのピーマンの農薬散布回数は62回。
中から虫が出てきたら大変なので、農薬が多いのも納得。
さくらんぼさくらんぼも病気にかかりやすく農薬の回数は多め。
殺菌剤や殺虫剤や除草剤などさまざま。
よく洗って食べたい。

温かい時期に採れる作物や、くだものに農薬が多いことがわかります。

その他にも、セロリ、トマト、きゅうり、じゃがいも、レタスなども農薬が多い野菜だといわれています。

無添加マザーみう

これらの野菜は有機栽培のものを選ぶと安心です。

輸入作物には注意

ポストハーベストが心配な作物

もうひとつ気を付けたいのが、輸送中に使われるポストハーベスト農薬です。

輸入作物には、輸送中の防カビ・防虫を目的としてポストハーベスト農薬という発がん性が疑われる農薬が使われることが多いです。

小麦や大豆などの穀物や、オレンジやレモンなどのくだものは有機または国産がおすすめです。

無添加マザーみう

パンの原料には輸入小麦が使われることが多いので加工品にも気を付けたい!

残留農薬の少ない野菜・くだもの

次に、残留農薬の少ない作物を紹介します。

残留農薬の少ない順に、アボカド、とうもろこし、パイナップル、玉ねぎ、パパイヤ、スイートピー、アスパラガス、ハニーデューメロン、キウイ、キャベツと続きます。

※EWGの調査結果から引用

アボカド

アボカド

もっとも残留農薬の少ない野菜はアボカドです。

硬い皮で覆われているため、果肉部分にはまで農薬が浸みこまず、残留農薬が少ない結果でした。

栄養価も高いのでうれしいですよね。

とうもろこし

cone

次がとうもろこしです。

こちらもアボカド同様、残留農薬値は1%未満だったそう。

ただし、輸入とうもろこしは、遺伝子組み換えのものが多く、遺伝子組み換えとうもろこしは加工品に多く使われるので注意が必要です。

パイナップル

pineapple

3番目がパイナップルです。

とはいえ、こちらも輸入作物が多くポストハーベスト農薬の心配があることから、国産のものが安心です。

それ以外の残留農薬が少ない野菜・くだものはこれだ!

残留農薬が少ない作物

  • 玉ねぎ
  • パパイヤ
  • スイートピー
  • アスパラガス
  • ハニーデューメロン
  • キウイ
  • キャベツ

ただし、ランクインしている作物の中には、

  • 輸入作物には、遺伝子組み換え作物が多く出回っているものがある
  • 輸送中のポストハーベスト農薬のことは考慮していない

などの理由から、輸入作物には同じく注意が必要です。

安全な野菜を選ぶためのポイント

次に、なるべく残留農薬の少ない安全な野菜を選ぶためのポイントを解説します。

スーパーの野菜のほとんどは農薬が使われているため、ぜひ参考にしてみてくださいね!

安全な野菜を選ぶためのポイント
  • 有機野菜(オーガニック野菜)を選ぶ
  • 季節の野菜を選ぶ
  • 小さい野菜・色が薄い野菜を選ぶ
  • 農薬使用量や残留量の少ない野菜を選ぶ
  • 海外の作物は選ばない

有機野菜(オーガニック野菜)を選ぶ

有機JASマーク

一番のおすすめは、有機野菜を選ぶことです。

有機野菜とは?

農薬を化学肥料を使用せず、自然の力を活かして栽培された野菜のこと。
有機野菜は、農薬や化学物質の残留リスクが低く、安全性が高い。
ひとにも環境にも優しく、近年注目されている。
有機の認証を受けた野菜の目印は、有機JASマーク!

有機野菜は、農薬が少ないのはもちろんのこと、他にもメリットがたくさんあるんですよ!

有機野菜のメリット
  • 使うとしても、危険な農薬は使わない
  • 取り込んでしまった農薬をデトックスできる
  • 栄養価が高いことが多い
  • おいしい

とはいえ日本の有機野菜の割合は5%以下ととても少なく、スーパーでは手に入りづらいので、有機野菜の宅配サービスを利用するのがおすすめです。

わたしのおすすめはは、らでぃっしゅぼーやです。

有機野菜や減農薬野菜などを取り扱う宅配サービスで、はじめての方限定のお試しセットがあり、有機野菜をとてもお得に購入できます。

らでぃっしゅぼーやのお試しセット

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実際に届いたお試しセット1,980円の中身(注文時期によって異なります)
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こちらの記事でお試しセットの内容や気を付けたいポイントなど徹底解説しているので参考にしてください!

季節の野菜を選ぶ

安心野菜

旬の野菜やくだものを選びましょう!

それは、季節に合った野菜は育てやすいため、農薬や化学肥料が少ない傾向にあるからです。

逆に季節外の野菜は、農薬の使用量が多い傾向にあります。

またハウス栽培になる場合が多いため、太陽の力での農薬の分解が進まないなどのデメリットがあります。

無添加マザーみう

栄養価も旬の野菜が高い!

小さい野菜・色が薄い野菜を選ぶ

つい色の濃い大きい野菜を選びがちですが、小さくて、色が薄い野菜を選びましょう!

それは本来の野菜は、小さく・色が薄い傾向にあるからです。

逆に、農薬や化学肥料をたっぷり使って育てると、肥大化して色の濃くなる場合が多いです。

無添加マザーみう

わたしも家庭菜園で農薬・化学肥料なしで野菜を育てていますが、実の引き締まった色の薄い野菜ができますよ!
その分、味が濃くておいしい!

ただし、有機栽培でも育て方によっては大きくなる場合もあるので、参考程度に。

農薬使用量や残留量の少ない野菜を選ぶ

先ほど解説した、残留農薬の多い野菜を買う場合は、有機作物を選ぶのがおすすめです。

復習になりますが、こちらが残留農薬が少ないとされる作物です。参考にしてみてくださいね。

残留農薬の量が少ない作物
  • アボカド
  • とうもろこし
  • パイナップル
  • 玉ねぎ
  • パパイヤ
  • スイートピー
  • アスパラガス
  • ハニーデューメロン
  • キウイ
  • キャベツ

海外の作物は選ばない

ポストハーベストが心配な作物

輸入作物には、輸送中の防カビ・防虫を目的としたポストハーベスト農薬という発がん性が疑われる農薬が使われることが多いので、これらの作物・これらを使った加工品には注意しましょう。

気を付けたい輸入作物
  • オレンジ
  • レモン
  • バナナ
  • サクランボ
  • ナッツ
  • 小麦
  • 大豆
  • とうもろこし
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加工品には、安い輸入品が使われることが多いので、原材料欄も要チェック!

残留農薬の除去方法

すべてをオーガニックに切り替えるのは、むずかしいかもしれません。

一部の農薬だけですが台所にあるものだけで、残留農薬を落とすことができるので、ぜひ試してみてください!

農薬の落とし方

  • 水洗いで落とす
  • 下ごしらえで落とす
  • 調味料で落とす

※浸透性の強い農薬は落とせません

具体的な野菜ごとに効果的な除去方法はこちらです。試してみてくださいね!

野菜の農薬除去方法

野菜やり方ポイント
葉物野菜外側の葉を取り除く最も農薬を浴びた外側の葉っぱを取り除く
根菜皮を厚めにむく
水にさらす
皮下に浸透した農薬を取り除ける
果菜
(とまとやナスなど)
流水でこすり洗い
板ずり
湯むき など
流水でしっかり洗うことと、皮がむけるものはむき、向けないものは塩もみや板ずり
茎菜
(ねぎやアスパラなど)
外葉は捨てる
茹でてから使う など
流水でしっかり洗うことも大切
花菜
(ブロッコリーなど)
小房にわけてゆでる蒸すのではなくゆでるのがよい
豆・きのこ流水でよく洗う
ゆでこぼす など
カットしてからゆでるとさらによい
くだもの流水でこすり洗い
皮をむく
くだものは農薬多め

農薬を落とす方法は、こちらの記事でくわしく解説しているので、気になる方は参考にしてみてくださいね。

まとめ:残留農薬の少ない安全な野菜を選ぼう!

残留農薬が多い野菜やくだもの安全な野菜を選ぶためのポイントを解説しました。

日本は世界的にみても農薬使用量がとても多く、散布回数が60回にも達する作物もあります。

そのため、意識せずに選ぶと、発がん性や神経毒性があるとされる農薬を摂り込み続けることになりかねません。

残留農薬はすぐに病気を引き起こすわけではありませんが、長期間にわたって摂取することで健康への影響が出る可能性があります。

特に、小さな子どもや妊婦さんへの影響が大きいのも心配です。

そこで、残留農薬が少ない野菜を選ぶためのポイントを知ることで、少しでも摂り込む農薬の量を減らすことがおすすめです。

食の安全を大切にするあなたの参考になれば幸いです。

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